地産地消をテーマにあらゆる可能性を求めて活動する元気な「NPO法人もったねえよいちはら」です。
市原の自然と歴史と文化がごちそう
「もったねえよ」とは、いちはらの言葉で「もったいない」の意味です。昔は、ご飯残したら「そんなもったねえことしたら目がつぶれるゾ!」と、叱られたものです。
今は、そんな言葉もあまり聞かなくなりました。
農家の人たちが手間ひまかけてつくる米や野菜を食べて私たちは命の糧としています。何でも手に入る今、私たち消費者が食に対して感謝する気持ちを失くしてしまっているのではないでしょうか。
自然や物に対して敬意を示す言葉としてマータイさんが「もったいない」を提唱して以来、「もったいない」は世界語になりました。私たちNPO法人では「もったいない」を感謝の気持ちを表現する言葉として、もったいないが世界語になる以前から会の名称にして活動してきました。市原ではどんな農産物が生産されているの?生産者はどんな思いで栽培しているの?市原の農産物の事をもっと知りたい!そんな思いが活動の原点でした。
平成16年度いきいきいちはらふるさとづくり事業
平成16年7月〜平成17年2月
「そばづくりの喜びを共に味わい大地に感謝しよう」
種まきから収穫までそば栽培を通じて農を学び、収穫したそばを粉に引いてそばを自分で打って食まで体験するプログラムを実施。養老川沿いの遊休農地を活用して、公募市民30家族56人とスタッフ10名が共に農から食へつなげる活動を体験しました。圃場では生産者に学び、花見イベントでは郷土料理を伝承する地域婦人団体の協力を得て、様々なふるさとの食も体験することができました。
翌年、市原市では米の転作作物に麦、大豆にそばも加えました。
平成17年度いきいき市原まちづくり事業
「市原の自然と歴史と文化がごちそう」
市原市の豊かな自然と長い歴史の中で伝えられてきた食文化。地域で育くまれた郷土料理の数々を掘り起こし、食と共にそれらにまつわる暮らしの知恵や魅力を収集しました。地域の食の情報は、ふるさとの自然と歴史と文化そのもの。ライフスタイルの変化に伴い、廃れていく食文化も多い中、今一度見直すことで私たちの暮らし方も振り返りたいという思いで活動しました。情報は記録として残すため、冊子にまとめました。
いちはらの旬を味わう会
生産者と消費者の交流の場として、生産者を招いてこだわりの農産物を様々な角度から語っていただきました。毎回地元産の農産物をテーマに様々なレシピの料理を参加者で囲み、合計12回開催しました。市原の自然、歴史、文化が育んだ農と食に学びながら、食を囲んでの楽しい交流会です。毎回行ったアンケートでは「地元でこんなおいしい農産物が採れていたとは知りませんでした。今後は生産地、生産者を確かめて求めたいと思います」という声をたくさんいただきました。
平成15年6月地方自治法が一部改正され、公の施設の管理について民間の能力やノウハウを幅広く活用し、市民サービス向上、経費削減の目的で「指定管理者制度」が導入されました。もったねえよでは、市原市より市内13カ所
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